首都ソフィア
概要
ブルガリア西部、ヴィトシャ山のゆるやかな裾野に広がる標高550mの高原都市、首都ソフィア。
バルカン半島のほぼ中央に位置していて、イスタンブールとベオグラードを結ぶ幹線道路(アジアとヨーロッパをつなぐ大動脈)が街を貫いています。
まさに「東西文明の十字路」。
紀元前7世紀ころに古代トラキア人によって建設され、ローマ時代にはセルディカと呼ばれていました。
ヨーロッパ、イスラム、アジアなどの多彩な文化が雑然と同居するブルガリアの要素を凝縮したミステリアスな雰囲気がソフィアの魅力です。
女神ソフィア像
メインストリートが交差するソフィアの中心に建つ女神ソフィアの像。
右手に勝利を意味する月桂樹の輪を持ち、左手には智恵のシンボルであるフクロウが留っています。
遠くからでも目立つ街のシンボルがブルガリアの人々を見守っています。
ちなみに、以前この場所にはソフィア像ではなくレーニン像どっしりと建ち眼前を見つめていました。
右手に勝利を意味する月桂樹の輪を持ち、左手には智恵のシンボルであるフクロウが留っています。
遠くからでも目立つ街のシンボルがブルガリアの人々を見守っています。
ちなみに、以前この場所にはソフィア像ではなくレーニン像どっしりと建ち眼前を見つめていました。
レーニン広場と呼ばれたこのあたりは、共産党の記念日ともなると地響きを立てるほどの行進が行われたそうで、当日は関係者以外立ち入り禁止で通りに面したホテルの窓すら閉めさせられ、見ることも許されませんでした。
その昔、社会主義の時代のブルガリアに駐在していたショップソフィア(興新物産)社員は、今でもその行進の音が忘れられないそうです。ある時、その記念日を忘れて広場の近くに車を路上駐車してしまったことがあったそうです。気付いた時には車はなく、翌日街の片隅で発見したとのこと。聞くと共産党員たちが素手で邪魔な車を運び出していたそうです。恐るべき共産人力レッカー。
ソフィア市内の移動
ソフィアの街の中心部は徒歩で楽しむくらいで十分ですが、トラムも便利です。
1回券や10回券、1日券などがあります。
観光地とは違ったブルガリアの生の雰囲気が味わえるので、機会があれば是非挑戦してみてください。
1回券や10回券、1日券などがあります。
観光地とは違ったブルガリアの生の雰囲気が味わえるので、機会があれば是非挑戦してみてください。
市内の飲用温泉
チェシマと呼ばれる水汲み場。
街中の公園の一角に温泉が湧き出ていて、市民が飲料用として利用しています。
トルコ統治下ではトルコ風呂として利用されていましたが、ブルガリア人の文化には合わなかったのか独立とともに風呂としての利用はされなくなったそうです。
生ぬるくて、少し硫黄の匂いがしてまさに温泉。
健康に良さそうな感じで、日本人としては美味しく飲めます。
いつもたくさんの人でにぎわっていて、皆ペットボトル持参で温泉水を汲みに来ています。
是非一度お味見を。
街中の公園の一角に温泉が湧き出ていて、市民が飲料用として利用しています。
トルコ統治下ではトルコ風呂として利用されていましたが、ブルガリア人の文化には合わなかったのか独立とともに風呂としての利用はされなくなったそうです。
生ぬるくて、少し硫黄の匂いがしてまさに温泉。
健康に良さそうな感じで、日本人としては美味しく飲めます。
いつもたくさんの人でにぎわっていて、皆ペットボトル持参で温泉水を汲みに来ています。
是非一度お味見を。
お買い物事情
1910年に建てられたかつての中央市場、セントラルハリ。
地上2階、地下1階の館内には食料品や雑貨などの130店舗ほどが営業しています。
観光客が必ず訪れるスポットの一つですが、地元の人が利用するショッピングマーケットなので、普通に魚屋があったり、カフェでお茶をするブルガリア人がたくさんいたり。
ここもブルガリア人の普段の生活が垣間見れます。